正しい恋を教えてください。
教室へ戻っても、古海はいなかった。




「望音...!古海は?」




「保健室...」




すぐにかけつけた、保健室の扉は、開いていた。




窓は、何も遮るものが無く、青い青い午後の空の光りが、洪水のように眩しく流れ込んでいる。




1つだけベットのカーテンが閉まっていて、そこへ近づいた。
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