正しい恋を教えてください。
古海は、作り笑いしか出来なくなった。




そんな古海の姿をハルはじっと見つめて去って行った。




海斗と離れた後、古海は自由時間のため、外に出て気持ちを落ち着かせていた。




「はぁ...。」




「お前って、顔作んの下手だな。」




顔の側から声がしたと思い、横を見るとハルがいた。




「紫水くん!?」




「うるせぇな。」




「ごめん。」
< 46 / 488 >

この作品をシェア

pagetop