正しい恋を教えてください。
すると、またメールがきた。今度はハルだった。
『会いに来たんだけど。』
「え!」
驚いた古海は、ベランダから玄関をみようと窓を開けた。
「さむっ...。上着ない?」
「紫水くん...!」
そこには、ベランダの手すりに座っているハルがいた。
その姿は、まるで狼のように月をバックにしていた。
心做しか、ハルのヘーゼル系の目の色が光り輝いて吸い込まれそうだった。
「静かにしろよ?バレても知らねぇからな。」
「なんで...。」
「俺らと一緒にいたいか?また、前の生活に戻りたいのか?それだけ聞きたい。」
古海の中で答えは、何週間も前からずっと決まっている。
『会いに来たんだけど。』
「え!」
驚いた古海は、ベランダから玄関をみようと窓を開けた。
「さむっ...。上着ない?」
「紫水くん...!」
そこには、ベランダの手すりに座っているハルがいた。
その姿は、まるで狼のように月をバックにしていた。
心做しか、ハルのヘーゼル系の目の色が光り輝いて吸い込まれそうだった。
「静かにしろよ?バレても知らねぇからな。」
「なんで...。」
「俺らと一緒にいたいか?また、前の生活に戻りたいのか?それだけ聞きたい。」
古海の中で答えは、何週間も前からずっと決まっている。