ココワドコ
プルル~

1コールで奈稚は出た

「もしもし?鈴~」

「うん。ごめんねこんな時間に、ちょっとお願いがあって・・・」

「なぁに~」

「えっと・・わたしね、もし記憶が戻ったら爽ちゃんに告白しようと思うの」

この事は奈稚だけに言う

「うん、それで?」

奈稚はやさしい声で言ってくれた

「記憶が戻って、この事を忘れていたら教えてほしいの」

こんな事を頼めるのは奈稚だけ

「なぁんだそんな事?もちろんOK!」

< 29 / 50 >

この作品をシェア

pagetop