アンバランスな愛情
「騙されたのは私よ!
社長が私を…だましたのよ」

桜さんは
叫びながら
警察官に連れられて行った

「貴方にも
話を聞きたい

署に来てもらえる?」

係長と言われていた男が
俺の肩をたたいた

「え…ああ
仕事があるので
それまでの時間なら」

係長はにこっと笑った
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