アンバランスな愛情
「すごーい!
男性の一人暮らしだ」
私は光ちゃんのアパートに入るなり
叫んだ
一人暮らしとは言い難いけれど
コップや皿は
2セットずつあるし
洗面所には歯ブラシが二つ
風呂場には女性のシャンプーと
コンディショナーが置いてあった
「同棲中?」
「週末泊りに来るだけ
彼女は、実家暮らしだから」
照れくさそうに
光ちゃんが口を開く
そう
実家暮らし
週末には
ここに泊るんだ
光ちゃんのベッドで
愛し合うんだ
お姉ちゃんじゃない人が
光ちゃんに
抱かれる
どうして
お姉ちゃんじゃないの?
どうして
光ちゃんは……
「あっ!
これが写真?」
ベッドに写真立てが置いてある
光ちゃんと女性が
笑顔でうつっていた
「うん、まあね」
そう言いながら
光ちゃんが
写真立てを倒した
「どうして?
見たいよ」
「う…ん」
気まづい空気が
光ちゃんから
発してきた
「大丈夫だよ
光ちゃんとは幼馴染でしょ?
隠し事はなしだよ」
なんて明るい声で
言ってみたけど…
気になっているだけ
光ちゃんが
どんな生活をしているのか
男性の一人暮らしだ」
私は光ちゃんのアパートに入るなり
叫んだ
一人暮らしとは言い難いけれど
コップや皿は
2セットずつあるし
洗面所には歯ブラシが二つ
風呂場には女性のシャンプーと
コンディショナーが置いてあった
「同棲中?」
「週末泊りに来るだけ
彼女は、実家暮らしだから」
照れくさそうに
光ちゃんが口を開く
そう
実家暮らし
週末には
ここに泊るんだ
光ちゃんのベッドで
愛し合うんだ
お姉ちゃんじゃない人が
光ちゃんに
抱かれる
どうして
お姉ちゃんじゃないの?
どうして
光ちゃんは……
「あっ!
これが写真?」
ベッドに写真立てが置いてある
光ちゃんと女性が
笑顔でうつっていた
「うん、まあね」
そう言いながら
光ちゃんが
写真立てを倒した
「どうして?
見たいよ」
「う…ん」
気まづい空気が
光ちゃんから
発してきた
「大丈夫だよ
光ちゃんとは幼馴染でしょ?
隠し事はなしだよ」
なんて明るい声で
言ってみたけど…
気になっているだけ
光ちゃんが
どんな生活をしているのか