アンバランスな愛情
「兄貴と…付き合えるといいね」
「うん、でもお母さんが気になる」
「大丈夫だよ
もうきっと、兄貴の前には
現れないんじゃない?」
「わからないよ」
光ちゃんが
そっと私の手を握ってくれた
瑛ちゃんの手のぬくもりに
よく似てる
兄弟って
すごいな
「光ちゃんは?」
「え?」
私は大きく息を吸うと
首を振った
「これは一番
聞いちゃいけないって
わかってるんだけど
聞きたくて…
お姉ちゃんとのこと」
「マコ姉?
…終わったよ、もう」
「本当に?」
「ああ」
「うん、でもお母さんが気になる」
「大丈夫だよ
もうきっと、兄貴の前には
現れないんじゃない?」
「わからないよ」
光ちゃんが
そっと私の手を握ってくれた
瑛ちゃんの手のぬくもりに
よく似てる
兄弟って
すごいな
「光ちゃんは?」
「え?」
私は大きく息を吸うと
首を振った
「これは一番
聞いちゃいけないって
わかってるんだけど
聞きたくて…
お姉ちゃんとのこと」
「マコ姉?
…終わったよ、もう」
「本当に?」
「ああ」