アンバランスな愛情
「瑛ちゃん、また抱いてくれる」
「ああ」
抱きたい
一度
踏み越えてしまうと
欲望を抑えられない
この気持ちは
我慢できない
桜さんより
俺は
スミレがいい
スミレじゃなくちゃ
嫌なんだ
「瑛ちゃんは
お姉ちゃんと会ってる?」
「いや、全然
会話もしてないし
顔も見ていない」
「同じ学校なのに?」
「そんなもんだろう」
「そう…
お姉ちゃんに話をしてみて」
「どうして?」
「だって
私、寂しいんだもん
一人で家にいるの
誰も帰ってこない家にいるの
辛いよ」
「わかった」
マコか
本当に会っていないな
前はマコから会いに来ていたけど
俺が桜さんのところに
行ってから
保健室に来ていない
きっと
軽蔑しているんだろう
「ああ」
抱きたい
一度
踏み越えてしまうと
欲望を抑えられない
この気持ちは
我慢できない
桜さんより
俺は
スミレがいい
スミレじゃなくちゃ
嫌なんだ
「瑛ちゃんは
お姉ちゃんと会ってる?」
「いや、全然
会話もしてないし
顔も見ていない」
「同じ学校なのに?」
「そんなもんだろう」
「そう…
お姉ちゃんに話をしてみて」
「どうして?」
「だって
私、寂しいんだもん
一人で家にいるの
誰も帰ってこない家にいるの
辛いよ」
「わかった」
マコか
本当に会っていないな
前はマコから会いに来ていたけど
俺が桜さんのところに
行ってから
保健室に来ていない
きっと
軽蔑しているんだろう