私立 夢の丘高校
*school life 1*
《朱莉》
「じゃあね、朱莉。また後で来るから、ちゃんと授業受けなさいよ」
「えー、美来たちと話したい」
「ただでさえ単位ギリギリなのにそんなこと言わない」
「だから、この学校の芸能コースに来たのに」
「他の子と違って朱莉の場合は異例なの」
「絶対伊織の方が忙しいのに」
「文句言わないで早く行きなさい」
「はーい」
学校まで送ってくれたマネージャーと別れて、裏門から校舎に入った。
正門にはマスコミがいるから、芸能コースの生徒用の裏門があり、いつもそこから入っている。
マスコミやファンの子達にはバレない代わりに校舎まで結構遠いんだよね。
ま、追い掛け回されるよりはマシか。
校舎の中に入り、自分のクラスには行かずある教室に行った。
1階の校舎の1番突き当たりにあり遠いけど、校長に直談判して特別にOKもらって使わせてもらっている空き教室。
そこを私たちが過ごしやすいようにテレビやソファや机などいろいろ入れて普通の部屋のように過ごしやすくした。
もちろん、私たち5人以外は使用禁止。
まあ、鍵ないと入れないから私たち以外は無理だけどね。
「じゃあね、朱莉。また後で来るから、ちゃんと授業受けなさいよ」
「えー、美来たちと話したい」
「ただでさえ単位ギリギリなのにそんなこと言わない」
「だから、この学校の芸能コースに来たのに」
「他の子と違って朱莉の場合は異例なの」
「絶対伊織の方が忙しいのに」
「文句言わないで早く行きなさい」
「はーい」
学校まで送ってくれたマネージャーと別れて、裏門から校舎に入った。
正門にはマスコミがいるから、芸能コースの生徒用の裏門があり、いつもそこから入っている。
マスコミやファンの子達にはバレない代わりに校舎まで結構遠いんだよね。
ま、追い掛け回されるよりはマシか。
校舎の中に入り、自分のクラスには行かずある教室に行った。
1階の校舎の1番突き当たりにあり遠いけど、校長に直談判して特別にOKもらって使わせてもらっている空き教室。
そこを私たちが過ごしやすいようにテレビやソファや机などいろいろ入れて普通の部屋のように過ごしやすくした。
もちろん、私たち5人以外は使用禁止。
まあ、鍵ないと入れないから私たち以外は無理だけどね。