真由どうした? 俺の彼女の様子が変だ!
「どうしたの?」

 俺に声をかけて来たのは久保だ。
 又、真由の呼ぶ声がささやいて来る。

 しょうへい…


 しょうへい…


 助けて…


 助けて…

「真由が! 俺に助けを求めている!」

「え?」

 久保たちが皆、真由の方に注目した。
 
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