真由どうした? 俺の彼女の様子が変だ!
「へん! そーかい!? それはオメデタイ話しだよなー!」

 俺は思わず、ふてくされる態度を見せた。

「ハハ! まあまあ、そう焼くなよ!」

「真由自身の気持ちはどうなんだ!? いくらお前が愛していると思っても、真由自身がどう思っているのかが重要だろう!?」

 堀田はここで指をパチンと鳴らした。
 すると背後から真由の声が!

「ハリス?」

「こっちおいでよエレナ」と堀田が手招きすると真由は堀田の所へ小走りにやって来た。
< 266 / 332 >

この作品をシェア

pagetop