真由どうした? 俺の彼女の様子が変だ!
 こう聞かされて俺はカッとなる。

「変な魔法をかけて、彼女の心を好き勝手に操っただろう!? そして俺の命を取ろうとした! マジで犯罪者じゃねーか!?」

「僕が犯罪者?」

「そうだよ! 犯罪者だよ!」

「嫌だなー! 誤解もイイところだねー!」

 純粋に真由を愛し、日頃から疲れた乙女心を愛の魔法を使って癒してあげているのに犯罪者扱いするとは!

 非常に不愉快だと堀田は言う。

「何が癒してあげてるだよ!? 単に下心丸出しで、真由の思いを変えさせ…」

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