となりに座らないで!~優しいバレンタイン~
 ううん?

 何だろう、このふあふあした感覚は……
 何だか気持ちがいい……


「ふあーんーっ」

 自分の出した変な声と同時に目が覚めた。


 薄っすら目を開けると、いつもと同じカーテンが目に入る。


「あっ…… あっ……」


 また、変な声が出てしまう。


 あれ? なんか体が変だ……


 胸のあたりに違和感が……
 体が思うように動かない……


 胸にチクりと痛みが……
 ええーーーーーーっ!

「いやっーーーん」

 すでにブラジャーは外れて、彼の手と唇に胸の膨らみが覆われている。
 
 気づいた瞬間、下着をするりと脱がされ、足を開かされた。


「ちょ、ちょっとーーーっ やめてーーーー」


「無理。気にするな。寝てていい」


「ばかーー。あっ……」


 一也の指に合わせ身体が跳ねる。


「友里も、感じてるだろう? 寝てても濡れてたきた」

 
「バカ、バカ! ああーーー」


「友里…… やめていいの?」

 一也の声が、甘く耳元に響く

やめてといいたいのに…… 出てくる声は、自分の声とは思えない甘い声になってしまう……
 

 太ももを持ち上げられ、一也が入ってきた……


「一也……  ああああーーーーー」





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