世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ
「この子ら純粋すぎやで!!京子!!!」
「そうね。でも可愛いじゃない」
「可愛ええけど…!!!!
も、もうこの話は終わりや!!!次は和泉氷菜!!!あんたに聞くで!!!」
真理亜は話題を変えようとすごく必死。
「えっ!?じ、じゃんけんして決めるんじゃないんですか!?っていうか先に、せふれの意味教えてくださいよ…!!!
気になって何も話せないじゃないですか!!」
「教えたらなんでも答えてくれるんか!?」
「…っ、す、少しだけ、ですよ!?」
「なら教えるで!!!!セフレって意味はな────────────」
真理亜の口から放たれたのは衝撃的な言葉。
私はただ、倫也が大人なんだなと思った。