世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ
「真理亜の話も聞かせてよ」
京子はすぐに真理亜に話を振った。
「うちな!!!めっちゃ惚気けたい気分やったんや!!!」
真理亜はすごく嬉しそうにたくさん話し始めた。
「最近な、泰成がめちゃめちゃ優しいねん!!今までようさん浮気しとったくせに、人が変わったように浮気しなくなったんや!!」
本当に幸せそうな真理亜。
泰成さんと仲が良くて何よりだ。
「デートの回数も増えて、家で毎日のように一緒にいてな!!!この間なんか─────────────」
真理亜の話は夜明けまで続いて、私は幸せを分けてもらった。
いつの間にか明日葉と氷菜が寝ていて、私と京子、真理亜が寝たのは朝の6時前くらい。
またみんなの話をたくさん聞きたいな。
花莉side.end