世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




「もしばらしたら空木とは絶交するから…っ!!!!!」




私は顔を歪める空木にそう言って、詩優の腕を引っ張った。
すると詩優は掴んでいる空木の胸ぐらを離して。彼の手を引くと大人しくついてきてくれた。




本当に今度こそ屋上のドアを開けて、階段をおりて。
私と詩優は空き教室へと向かった。







…本当に、空木は何がしたいんだろう。
そんなことを考えながらお弁当を食べた。




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