世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ
いったいどこでこんなものを手に入れたのか……
いろいろ考えていたらエレベーターがきて、1階へ。
病院の外に出て一番最初に目に入ったのは大きなリムジン。
関根はリムジンへと向かっていって、運転手がドアを開けると
「妃芽乃さんを先に車に乗せて。動かないように縛っておいてね」
スーツを着た男に関根は指示を出して。
目を瞑ったままの花莉はリムジンへと乗せられた。それに続いてスーツを着た男が2人乗り込むと、関根が乗って。
「夜瀬くんは私の隣ね」
にこりと笑って俺を呼ぶ。
その後ろではまた花莉の首元に刃物が向けられている姿が見えて…。
大人しくリムジンに乗るとすぐ発車した。
詩優side.end