世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




「だめ?」




そう聞かれて、私は首を横に振った。




「…よく聞いててね」




私は覚悟を決めて、大きく息を吸う。
それから、詩優の耳元に顔を近づけて…。
















「愛してるよ、詩優」




そう言った私。
すると、




「俺も。愛してる、花莉」




と返ってきた。




それから私たちは強く抱きしめあった。
強く、強く。





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