ワケあり男子
「ま、まだっ…好きとか、そういうのじゃなくて…」
顔が熱い!
パタパタと手で顔を扇ぐ。
「うん。いいんじゃない?ゆるーいお友達関係で…」
「あ、はい…」
そうだよね、私もなにを如月さんに弁解してるの?
「ここ、うちなんだ」
…へっ。
住宅街の一角を指さす。
うちって…。
なにも考えていなかったけど、勉強会って律くんの家でするの?
てっきりお店かどこかだと思ってた。
「勉強するのは、俺がいる日にしようかな。律とふたりっきりにはしないから安心して」
「いえ…そんな…」
「あっ、ふたりっきりの方が良かったかな」
「とんでもないです!!如月さんがいる日がいいですっ」
律くんとふたりっきりなんて、心臓がどうかしちゃうよ。
きっと、ドキドキし過ぎて耐えられない。
顔が熱い!
パタパタと手で顔を扇ぐ。
「うん。いいんじゃない?ゆるーいお友達関係で…」
「あ、はい…」
そうだよね、私もなにを如月さんに弁解してるの?
「ここ、うちなんだ」
…へっ。
住宅街の一角を指さす。
うちって…。
なにも考えていなかったけど、勉強会って律くんの家でするの?
てっきりお店かどこかだと思ってた。
「勉強するのは、俺がいる日にしようかな。律とふたりっきりにはしないから安心して」
「いえ…そんな…」
「あっ、ふたりっきりの方が良かったかな」
「とんでもないです!!如月さんがいる日がいいですっ」
律くんとふたりっきりなんて、心臓がどうかしちゃうよ。
きっと、ドキドキし過ぎて耐えられない。