ワケあり男子
「褒めてないってなんだよ。十分褒めてるだろ」
律くんが苦笑している。
「わ、私なんてそんな…褒めるところなんてないし、マリモちゃんのかわいさの100分の1っていうか…」
もう、しどろもどろ。
「はぁ?10000分の1だよね」
クスッとイタズラっぽい笑みを見せられて、
つられて笑いそうになる。
「なに笑ってんだよ」
マリモちゃんに突っ込まれ、無意識で笑っていたことに気付かされる。
あー…顔に出てたんだ。
「わ、笑ってない…つもり」
「ヘラヘラしてる。いつもこうなんだ?」
「自覚はないけど…」
「ふーん、悩みなさそうでいいね」
言われっぱなしだけど、マリモちゃんとは初対面からこうだからこんなものかなって思っちゃう。
律くんが苦笑している。
「わ、私なんてそんな…褒めるところなんてないし、マリモちゃんのかわいさの100分の1っていうか…」
もう、しどろもどろ。
「はぁ?10000分の1だよね」
クスッとイタズラっぽい笑みを見せられて、
つられて笑いそうになる。
「なに笑ってんだよ」
マリモちゃんに突っ込まれ、無意識で笑っていたことに気付かされる。
あー…顔に出てたんだ。
「わ、笑ってない…つもり」
「ヘラヘラしてる。いつもこうなんだ?」
「自覚はないけど…」
「ふーん、悩みなさそうでいいね」
言われっぱなしだけど、マリモちゃんとは初対面からこうだからこんなものかなって思っちゃう。