ワケあり男子
「よろしくお願いします」
両手で渡すと、失笑している。
あれっ…私なにかおかしかった?
けど、初めて少しだけ笑顔が見られた。
これだけでもすごく嬉しい。
「なにかまずかったですか?」
「や、ごめん。河村の友達っぽくないなって思って」
「ああっ、タイプ違いますもんね。河村さんは美人だし、気さくで明るそうで…」
今日だって初めて話したのに、誘ってくれたし。
まだ現れないけど、きっともうすぐ来るはず。
「そーじゃない。真面目だな…って」
真面目…。
それは、好意的にとっていいのかな。
河村さんは話しやすくて、私は取っ付きにくいっていう意味なのかも。
両手で渡すと、失笑している。
あれっ…私なにかおかしかった?
けど、初めて少しだけ笑顔が見られた。
これだけでもすごく嬉しい。
「なにかまずかったですか?」
「や、ごめん。河村の友達っぽくないなって思って」
「ああっ、タイプ違いますもんね。河村さんは美人だし、気さくで明るそうで…」
今日だって初めて話したのに、誘ってくれたし。
まだ現れないけど、きっともうすぐ来るはず。
「そーじゃない。真面目だな…って」
真面目…。
それは、好意的にとっていいのかな。
河村さんは話しやすくて、私は取っ付きにくいっていう意味なのかも。