蘭蝶 短編集
彩と一緒に朝ご飯を食べ一緒に登校して一緒にお昼ご飯を食べといつもよりずっとべったり彩と一緒に居た私



少しずついつもの調子を取り戻して来た私。そんな調子も放課後に崩れる事になるとは思いもしなかった



「あ、いけない…。今日なんか放課後来て下さいって言われてて…、どのぐらいの用事かもわからないから先帰ってていいよ」



『…、わかった』



絶対告白だよね、と思いながらこれ以上彩に迷惑掛けられないし大人しく帰る事にした



『じゃ、また、月曜日!』



「うん!」



彩と教室で別れ私は帰る為に階段を下った



靴を履き替えて外に出ると何やら騒がしい


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