蘭蝶 短編集
『いちゃっ…』



「それよりさ、美玲、教室行きましょ?」



さっきまでの会話は昨日寝泊まりしたのがたまり場だったから徹が走らせてくれている車の中




「みんなの反応が楽しみね」



ふふっとちょっと黒い笑顔の咲にハテナが浮かぶ



「着いたよ、皆、行ってらっしゃい!また、連絡くれたらいつでも車つけるんで!」



『ありがと、徹。その時は宜しくね』



ぞろぞろ車から降り皆で校門から入る



きゃーっとか、蝶華の皆様よ!とか沢山の声が聞こえる中雄叫び声が煩かった…。



『な、なんで、今日に限ってこんなに雄叫び声が…。』


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