あなただけ見つめてる

「嘘」

だって

「私がチャーター機を用意したんです。すぐに来てもらおうと
思ったのですが、思っていたよりも、早かったですね」

「当り前だろ?こいつは、俺の女なんだ」

大我?

2人で話に盛り上がっていると

「では、大我はこちらに国籍を映してもいいと考えているのですか?」


「あぁ」

へ?
大我そんなことまで考えていたの?

「ですが、私は、日本の方がよいかと思いまなかせてすよ」



「きっと将来、あなた達2人が婚約して結婚したら
ここではなく、日本が安全だって絶対にわかってしまう。
だったら、ここには婚前旅行にでも来たと思えばいいではないですか」

婚前・・・旅行!??

「それに、私も婚約してしまうと、自分の彼女を
泣かせてしまうことになるので」

やっぱり、いるんじゃん彼女

「大我。家の方はよかったの?」

「今頃、向こうは大騒ぎなんじゃね?」

はい?

「先輩が根回ししてくれてるおかげだ」

??
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