あなただけ見つめてる

「・・・み。・・・なみ。
まなみ・・・愛実!」

ん~?

「あれぇ~?しょーやだ」

「おはよう。いや、お休みか?」

ひょいっと体を抱き上げた翔哉。
「らんれ、いるの」

「どっかの誰かさんが、約束を破るから」

??

「俺は言ったはずだぞ。飲むなよって」

あっ

「でも、どうせ、明日には忘れてるんだろうな」

「うぅ~」

夢でもいいや。
翔哉に、夢でもこんないい夢が見れたんだから

「しょーや。らーーいすき」

ぎゅうっと抱き着いて
離れないように、しがみついた
「はぁ・・・愛実にはかなわねぇな」



「こんな姿、誰にも見せんじゃねーぞ」

おでこにキスをされたところで記憶がなくなってしまった

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