あなただけ見つめてる
隆二の唯一もってないものって何?
家に着くなり、ベッドルームに連れていかれたあたし
「きゃあっ」
「本当、美緒だけは唯一分からねぇわ」
あたしが、わから、ない?
ネクタイを緩めたと思ったら
あたしの両腕をネクタイで縛り上げて上に持ち上げられた
「な、なにす・・・んんっ」
「何って、1週間分、お前を抱き潰すに決まってんじゃん」
だ、抱き、抱き潰す!?
「俺が、お前以外の女に気を許したことなんて
ねぇと思ったけどな」
え?
「美緒には、それが伝わってなかったんだろ?」
「ちょっ・・・まっ、待ってよっ」
「あ?」
「気を許してないの?」
「当り前だろ?美緒(おまえ)がいんのに、なんで
他の女に媚び売らなきゃなんねぇんだよ」
!?
「さっさと、抱かれてろ」
え?
顔面真っ青になっていくのが分かった
「やっ・・・あっ・・・」
「美緒の体は、嫌がってねぇけどな」