あなただけ見つめてる
うんっと言いながら、支度をしに行った優奈ちゃんたち。
暫くすると、幼稚園バスが来て
海斗君と麻衣ちゃんはそれに乗っていった。
その後に、2人を送り出してから、学校に電話をする
「すいません。夏目ですが」
「はい」
「今日、学校休みます」
「はい。・・・ってえ!?」
「休みます。あと、佐倉も休みますので」
「佐倉さんも!?」
「はい」
そう言って電話を切った咲姫。
「さて、あたしたちも出かけよっか」
私服に着替えた咲姫と、
あたしも私服に着替えて咲姫と一緒にショッピングモールへ
「さーてと」
って言いながら見に行くのは、2Fにある衣類専門店
「さすが。咲姫んちっていつもここだよね」
「あたしはね?」
咲姫はよっぽっどがない限り、お金を使うことはあんまりしない
寧ろ、妹や弟たちに使っていることが多いのかもしれないけど
「あの子たちに洋服まで我慢してほしくないからさ」
洋服まで?
どういう事?