あなただけ見つめてる

翌日

目が覚めたら、ドアップの颯の顔があって

私も久々に寝た気がしたかも

起き上がろうとした瞬間

「きゃあ」

また、戻されてしまった

「どこに行くつもりだ」

「水、飲みに」

そうか

ってまた寝ちゃった

ごめん。でも、いつまでもこのままじゃいけないから

制服を着て、水を飲んで、手紙を書いて
ホテルを出た。
まさか、颯が見ているなんて知らずに
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