もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「…ふーん、そうなんだ」
ハヅキがクイッ、と私の髪の毛を一瞬強く、引っ張った。
「痛っ…「えーっ、パンケーキ!?」
それまで大人しく“マテ”をしていた柊さんが再びハヅキの背中に飛びついた。
「いいなぁぁぁパンケーキッ!私甘いもの大好きなんだよね最近のマイブームはスイートポテトだったんだけどパンケーキも食べたくなってきたぁぁっねぇハヅキ私たちも一緒に「行かないから」
柊さんを鬱陶しそうに振り払うハヅキ。
「甘すぎて…吐き気がする」