もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「…うるさい」
「だってさぁ!?あんなに女子に興味なかったハヅキが!恋愛不感症だと思ってたハヅキが!!
実は保育園の時からずっと同じ子を好き…とか…ぶくくっ。しかも超絶こじらせてるし!!」
「……だから…うるさい」
…うざい。だけど全部図星すぎて強く言い返せない。
我ながらこじらせてる、とは…思うけど。
「……それ以外、あいつが俺を見てくれる方法……わかんねーんだよ」
俺はもともと、あいつの眼中にいないんだから。