もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「いつもいつもいつも勝手にキ、キスして…しかもこんな人目があるところで、するなんてっ…ほんとにバカじゃないの!?バカだよね!?バカでしかないよね!?」
「……」
なぜか私に拳を落とされた脳天を触りながら、ずっと黙っているハヅキ。
保育園の頃は可愛かったのに。
こんなに無駄にイケメンになっちゃって。
いいのは顔だけで、性格はものすごく歪んでるし、悪魔だし!
もう…
「だいっきらい!」