もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】





昼休みが終わりに近づいて、席に着いた、今だって。



隣の席でハヅキは、ぼんやりとまだ何も書かれていない黒板を眺めているだけ。




視線さえくれない。






ハヅキと関わらない毎日はものすごく平和で、静かで、快適だ。



たぶんハヅキと再会するまでの私の毎日はこんな感じだった。




でもなんか。





…なんで急に?








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