もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
だってわかんないんだもん。
ハヅキは私のこと嫌いでしょ?
それが、いつのまに嫌い→好きになってんの?
特に好かれるようなことをした覚えはないし…
「……意味わかんない」
ハヅキが何を考えてるのか。
「…紗英はどっちだったらいいの?」
頭を抱える私に、彩心がそう聞いた。
「好きか、嫌いか。
どっちだったらいいの?」
どっち、って…