もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「……そんなのあるんだ」
「あっ、聞いてなかった!?
そーそーあるんだよ!明日の放課後な!
みんなでカラオケしてー、そのあともんじゃ食べに行こっって!
来るだろ?」
「………」
思わず言葉に詰まる。
だって、
“顔も見たくない”
私、そう言われたんだよ?
もしかして、万が一億が一、ハヅキって私のこと好きなのかもって思ってた私バカすぎる…
やっぱり私、はじめっからおわりまで、ハヅキにずっと嫌われてたんだよね。