もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
それにしてもハヅキの送別会なのに、王様ゲームってなんか合コンみたい…
そう思う私の手にも“3”と書かれた紙。
「王様だーれだ!」
全員がクジを引いたことを確認して、近藤が高らかにそう掛け声をかける。
「私だー!」
今回の王様は学級副委員長でみんなの人気者、イオちゃん。
「じゃぁ…5番と12番がハグをするー!」