もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】





「…そ、だ、だって…ハヅキだし」




…私何言ってんだろ?


ハヅキの毒で、頭おかしくなったのかも。




でも、何も考えてないわけじゃなくて。


ハヅキだから…こうなってるって、知ってほしくて。





ハヅキが無理やり作ったような笑みで振り返る。





「…一生この部屋に閉じ込めといていい?」






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