もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】






「…っ。お断りします!!!」




ハヅキをおしのけて階段を走っておりた。



そのまま走って廊下を進む。






ガラガラと音がする。




私の人生が壊れていく音が。




平和で平穏な毎日が、崩れ落ちていく音が。






「ハヅキの、バカ…!」







とんでもない悪魔に憑りつかれてしまったらしい。







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