桜姫と王姫(完結を間違えて押してしまいました💦)
「誰だ!」


「はーい僕でーす!」


僕でーすと言う割には姿を見せない人。

なんなんだと思ったら、目の前の人もそんな感じの顔をしている。

今なら逃げれるかも!?と思って走り出そうとしたけど、怖くて足がすくんでた。



「チッ、まぁいいか。花鈴ちゃん、楽しもうね。」


またもや顔を近づけてくるその人。

嫌だ!そう思うのに声が出ない。



「だーかーらー、嫌がってるっつってんじゃん」

バキッボコッ─────


一瞬にして目の前にいた人がいなくなった。
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