桜姫と王姫(完結を間違えて押してしまいました💦)
支えられていたから立っていたけど、それが無くなり、崩れるように座り込んだ。


その人にまたがるように乗り、腕を絞めるようにしていた男の子。


「いててててて!わかった、わかったから!離してくれ!」

「じゃあ、この子に二度と近づくな」

「わかった!わかった、約束する!」

スッ──

約束するという言葉でどいた男の子。



「チッ、創壱さんに言いつけてやるからな!」

“創壱さん” その名前を聞いて鳥肌がたった。



『やめて!その人には言わないで!お願いします.....なんでも言うこと聞きます。だから言わないでください.........』
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