私を、好きでいてくれた人
好きだった人

そして月曜日がやってきた。


「で?その後どうしたの?」


私は昼休みに同僚の翼ちゃんに、週末の出来事を打ち明けていた。


「その後は…ゲーセン行って、夕飯おごってもらったかな」


「なにそれ、どこの学生デートですか?」


「だって、ゲーセンも久々で楽しかったけど、どちらかというと小林くんの希望で」


「なんなのそれ?単にいいように利用されてない?」


「うーん…分かんないけど、これって友達っていうのかな?」


「え?うーん…確かに、今は気持ちなさそうだよね小林くん?だっけ」


「うん」


「友達といえば…友達かもね」


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