沈黙の歌姫
5人が帰ったあと、


「よし。じゃあ、俺らも帰りますかぁ」


『だな』


帰りももちろん海音の後ろ


すっかり暗くなった街をバイクに乗るのは気持ちが良くて、あっという間に着いてしまった


『腹減ったな』


うん。と頷く


「んん??待って…なんで結歌まで居るんだ?」


『ああ、昨日から一緒に住んでるから』


「はあ!?おっお前ら…同棲してたの!!?」


同棲!?いや……言い様によってはそうなるのか…


そう言われると恥ずかしくなる


『俺が結歌を拾ったんだよ』


「それって同棲じゃ…?」


『まあ、そうゆうことでいいよ』


いいんかーい!って心の中でつっこんだけど、他に言いようがないから自分でもカバーできない。


そのまま湊はわちゃわちゃ騒ぎながら30階まで上がった。

『んじゃ、』


「おやすみーー良い夜をぉー!」


『馬鹿』


そうして、湊は一希の部屋の向かいの部屋に入っていった
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