愛が重くて何が悪い!
「車呼んどくね。一緒に乗って帰ろ」
「……うん」
「もう俺今日は帰るから、荷物、持ってくるね。悠音のも」
私のカバン、どうやって取りに行くんだろ。
……やっぱ、あの女バレのマネージャーに声かけるのかな?
……璃汰は私のこと考えてくれてるのに、ヤキモチなんてね。私最低だ。
それから10分ちょっとで、璃汰は帰ってきて、帰りは璃汰の家の軽自動車で迎えに来てもらった。
……ほんと、申し訳ない。
璃汰パパは笑って「璃汰も心配症になったもんだな〜」なんて喜んでたけど……。
家に帰ってすぐベッドに下ろされて、寝ときな、と置いてけぼり。
今日はスマホのチェックもされず。
ただ枕元に二台のスマホ……。気になる。
私は璃汰がいない時の保険用のだきまくらを抱きしめて、璃汰のスマホに手を伸ばす。
シルバーのスマホに透明のカバー。
ロック画面は私が布団にくるまって、髪ボサボサの写真になってる。……いつ撮ったんだろう。昨日は違ったのに。
「……うん」
「もう俺今日は帰るから、荷物、持ってくるね。悠音のも」
私のカバン、どうやって取りに行くんだろ。
……やっぱ、あの女バレのマネージャーに声かけるのかな?
……璃汰は私のこと考えてくれてるのに、ヤキモチなんてね。私最低だ。
それから10分ちょっとで、璃汰は帰ってきて、帰りは璃汰の家の軽自動車で迎えに来てもらった。
……ほんと、申し訳ない。
璃汰パパは笑って「璃汰も心配症になったもんだな〜」なんて喜んでたけど……。
家に帰ってすぐベッドに下ろされて、寝ときな、と置いてけぼり。
今日はスマホのチェックもされず。
ただ枕元に二台のスマホ……。気になる。
私は璃汰がいない時の保険用のだきまくらを抱きしめて、璃汰のスマホに手を伸ばす。
シルバーのスマホに透明のカバー。
ロック画面は私が布団にくるまって、髪ボサボサの写真になってる。……いつ撮ったんだろう。昨日は違ったのに。