愛が重くて何が悪い!
おとことおんなと、でーととえいが。*カノジョside*
「男女の友情って成立すると思う?」
突然、何を言い出したかと思ったら。
真剣な眼で私を見つめるあんず。
中峰あんず。
私の中学からの同級生で、校内で唯一、私が璃汰と婚約、同棲してるのを知ってる子。
最近なんかよくわからないけどひとつ上かふたつ上のヤンキーさん?と仲良くしてるみたい。髪の赤ーい。
ちょっとだけ、不安。
「んー、するんじゃない?」
もちろん、璃汰に男女の友情なんて成立させないけどね?
璃汰に近づく女の子はみんな嫌いだよ。
それに私も、男の子嫌いだよ。
近づかないでね。
「んー……なんか、最近よく来てくれる先輩、居るでしょ?」
「うん」
「その人にね、好きだよって、言われて」
告白だと思うよ。
「男女の友情って成立しないよね、って言われたの」
告白だよ。
「……好き、ってそう言うことかな?」
「そう言うことだと思うよ?」
「でもね、でもでも、さ、ほら?
夕くん、居るじゃん?」
突然、何を言い出したかと思ったら。
真剣な眼で私を見つめるあんず。
中峰あんず。
私の中学からの同級生で、校内で唯一、私が璃汰と婚約、同棲してるのを知ってる子。
最近なんかよくわからないけどひとつ上かふたつ上のヤンキーさん?と仲良くしてるみたい。髪の赤ーい。
ちょっとだけ、不安。
「んー、するんじゃない?」
もちろん、璃汰に男女の友情なんて成立させないけどね?
璃汰に近づく女の子はみんな嫌いだよ。
それに私も、男の子嫌いだよ。
近づかないでね。
「んー……なんか、最近よく来てくれる先輩、居るでしょ?」
「うん」
「その人にね、好きだよって、言われて」
告白だと思うよ。
「男女の友情って成立しないよね、って言われたの」
告白だよ。
「……好き、ってそう言うことかな?」
「そう言うことだと思うよ?」
「でもね、でもでも、さ、ほら?
夕くん、居るじゃん?」