愛が重くて何が悪い!
てがみ。*カレシside*
「璃汰〜」
朝イチ、教室。
スマホを触ってるフリして悠音を盗み見てた時。
……男の声。いらない。
悠音じゃない声に名前呼んでいらない。
「なに」
「部活結局どこ入った?」
声をかけてきたのは間宮拓海(まみやたくみ)。
高校に入って一番最初に話しかけてきた男。
男女問わず仲良くするタイプの、俺の1番嫌なタイプ。まぁ、悠音に話しかけなきゃなんだっていい。
「男バレ」
「お?中学んときバレー部?」
「……サッカー」
は?みたいな顔された。
……悠音がテレビ食い入るように見ててさ。
なに見てんのかなぁって、覗いてみたらバレー見てて。
すごい集中してて、可愛くてさ。
バレー、悠音好きなのかなって。
ちょっとでも、悠音の視界に入ってたい俺としては、サッカーなんか続けてる場合じゃないなって思っちゃって。
「……花園さんがバレー好きみたいだから」
「花園さんって……あ、花園悠音?なんか関係あんの?」
朝イチ、教室。
スマホを触ってるフリして悠音を盗み見てた時。
……男の声。いらない。
悠音じゃない声に名前呼んでいらない。
「なに」
「部活結局どこ入った?」
声をかけてきたのは間宮拓海(まみやたくみ)。
高校に入って一番最初に話しかけてきた男。
男女問わず仲良くするタイプの、俺の1番嫌なタイプ。まぁ、悠音に話しかけなきゃなんだっていい。
「男バレ」
「お?中学んときバレー部?」
「……サッカー」
は?みたいな顔された。
……悠音がテレビ食い入るように見ててさ。
なに見てんのかなぁって、覗いてみたらバレー見てて。
すごい集中してて、可愛くてさ。
バレー、悠音好きなのかなって。
ちょっとでも、悠音の視界に入ってたい俺としては、サッカーなんか続けてる場合じゃないなって思っちゃって。
「……花園さんがバレー好きみたいだから」
「花園さんって……あ、花園悠音?なんか関係あんの?」