触りたい、縛りたい、愛したい  〜例え許されない恋だとしても〜




ヤバッ…!脱がせるだけだったんだ。
肩に頭を乗せて熱を冷やす。
改めてボタンを外していこうと前を向けばすぐ奈那の視線に捕まり手が止まる。




あ……ダメだったのかな。
どうしよう。
ここは強引にいくべきなのか…?




「キスしたら…普通しちゃうよね?脱がすだけって言ったのに…」





「ごめん……やっぱ欲しい」




恐る恐る視線を戻す。
脱がせたら止まらないのわかってるのに出来ない約束してごめんなさい。




「いいよ…」




真っ直ぐ俺を見てそう言ってくれて
ホッとした瞬間、奈那の足がズボンの上から触れてきた。
なぞるようにさすりながら反応するのを見ている。




「でもその代わり……私をその気にさせてね?」




何だか今日は弄ばれてばっかだ。
ずっと楽しんでるよね…?
持ち上げられたり落とされたり……
そんなジェットコースターみたいな駆け引きも奈那とだからこそ楽しくて、泣きそうで…幸せなんだ。




立ち上がり電気を消す。
カーテンが閉まった薄暗い部屋で。
自分もブレザーとカーディガンを脱いだ。
ベットに座らせた奈那にキスを落とした後。




スカートから見える足に唇を滑らせる。
紺色のハイソックス。
片足を曲げて膝を立たせた。
ももの内側を這わせたらビクン…と反応してくれる。




静かにゆっくり攻めていく。
ボタンを外しても脱がせない。
ブラの上から甘噛みしたり手を使わずにズラしたりした。
脇腹から徐々に攻めていけば小さく声が漏れる。




もどかしい…?わざとだよ…?
まだ核心には触れてあげない。
痺れ……きらせてよ。
煽って…?
求めてくれたら一番弱いとこ、
歯型つけてあげる。




膨らみのトップに噛み付いたら
身体をよじらせた。
支えててあげるからブラごと噛ってズラして……口に含んだ。
当然、泣き喚く奈那をさらに攻め続ける指と舌。




スカートの中に滑らせて脱がせた後。




「あ……ヒロ、待って」




恥ずかしがらないで。
足立てて……
指で攻めたら歪ませてる。
可愛い……もう待てないよ。
顔を近付ける。







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