うっかり少年
うっかり少年
 僕はとてもうっかりしているんだ。

 だから転んだり人にぶつかったりするのは日常茶飯事だし、
 この間なんかは散歩中の犬のしっぽを踏んづけちゃって、
 追いかけっこをしたんだ(追いかけられたっていうのが正しいのかな?)。

 それはとても怖かったよ。
 だって、僕よりもずっとずっと大きい犬だったんだからね!(あれ? 僕より小さかったっけ? まあ、いいや)

 兎に角、とっても怖かったのさ。
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