僕を壊したのは君だから。
「俺は断然②の恋人がいい」
「それは私だって①は論外だけど……」
「気が合うねー。じゃあ恋人になろっか」
またいつもの調子……。
そんな可愛く首傾げないで。
本当は悪魔なくせに。
「……そこまでして、罰ゲームで私をおとすのに成功したって事実って欲しいの?」
突き放すように言ったら、朝比奈くんは一瞬考えるようなそぶりを見せて。
「俺ってそんなひどいことするような人に見える?」
「……見える。もしかして、なにかとんでもない大金でもかけてるの?」
「宮岡さん、お金かけたら捕まるよ」
なんで私が叱られなきゃいけないの。
「罰ゲームで人に告白するようなひどい人に言われたくない」
「えー?慈愛に満ちてたとおもうけどなぁ」
どこが。
どこを探せば慈愛が出てくるっていうの。
「それは私だって①は論外だけど……」
「気が合うねー。じゃあ恋人になろっか」
またいつもの調子……。
そんな可愛く首傾げないで。
本当は悪魔なくせに。
「……そこまでして、罰ゲームで私をおとすのに成功したって事実って欲しいの?」
突き放すように言ったら、朝比奈くんは一瞬考えるようなそぶりを見せて。
「俺ってそんなひどいことするような人に見える?」
「……見える。もしかして、なにかとんでもない大金でもかけてるの?」
「宮岡さん、お金かけたら捕まるよ」
なんで私が叱られなきゃいけないの。
「罰ゲームで人に告白するようなひどい人に言われたくない」
「えー?慈愛に満ちてたとおもうけどなぁ」
どこが。
どこを探せば慈愛が出てくるっていうの。