私たちの春は白
「おばあちゃんってこんな番組が好きなの?なんか、意外〜」
私がそう言うと、おばあちゃんは「動物が好きなのよ」と笑う。
テレビの画面には、巨大なワニが映っている。その巨大なワニを、男性たちが捕獲しようとしていた。
「うわ……。すごい!」
「たくましいね〜」
おばあちゃんが隣で笑う。おばあちゃんがおいしそうにゼリーを食べるてるから、私も何か食べたくなっちゃった。確か、大好きなチョコミントのアイスがあったはず……。
アイスを取りに行こうと後ろを向くと、鬼のような怖い顔をしたお母さんがいた。
「……宿題は?」
怒りに満ちた目をお母さんは細め、テーブルを指差す。テーブルの上には放り出した宿題の山。
「あ、忘れてた……」
そう言った刹那、お母さんのお説教が始まったのは言うまでもない。
そして夜。夕食の時間。
今日の夕食は冷製明太子パスタ。パスタは温かいのもおいしいけど、冷たくてもおいしい。
「葵が宿題をしないのが困るわ。もうすぐ八月になるのに、まだ宿題に手をつけていないのよ」
私がそう言うと、おばあちゃんは「動物が好きなのよ」と笑う。
テレビの画面には、巨大なワニが映っている。その巨大なワニを、男性たちが捕獲しようとしていた。
「うわ……。すごい!」
「たくましいね〜」
おばあちゃんが隣で笑う。おばあちゃんがおいしそうにゼリーを食べるてるから、私も何か食べたくなっちゃった。確か、大好きなチョコミントのアイスがあったはず……。
アイスを取りに行こうと後ろを向くと、鬼のような怖い顔をしたお母さんがいた。
「……宿題は?」
怒りに満ちた目をお母さんは細め、テーブルを指差す。テーブルの上には放り出した宿題の山。
「あ、忘れてた……」
そう言った刹那、お母さんのお説教が始まったのは言うまでもない。
そして夜。夕食の時間。
今日の夕食は冷製明太子パスタ。パスタは温かいのもおいしいけど、冷たくてもおいしい。
「葵が宿題をしないのが困るわ。もうすぐ八月になるのに、まだ宿題に手をつけていないのよ」