アーリーとエマ。
グローバルたる人々の味方
[グローバルたる人々の味方]

エマ商会のお嬢さま、エマは少年のアーリーとともに釣りにいく。

スベリ海岸から離れた港に波が押し寄せていた。

「干満を繰り返す。干し草のにおいがした。
潮とはつねに干満なのだ」

とエマはアトソンにいう。

「故に人生で起こることは、予測できる。先回りし手を打つものよ。
それがエリートですから。

視野を広く持ちなさい。
エマ商会とは視野を広く持つ人々、グローバルたる人々の味方です」

それからグローバル化や資本がもたらす利益を想像すると、エマはにっこりとしたのでした。
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