お兄ちゃんが芸能人だなんて信じられません!
「あるんだよね〜それが。」
人差し指を立て口をチッチっと鳴らしてからのドヤ顔。
バカにされている気がしてとてもイライラするが、悔しいことにめちゃくちゃ顔がいい。
「そいつと出会ったのはダンススクールなんだ。俺が入った時からずっとちーちゃんって呼ばれてて、俺もその流れで呼んでた。」
「······へぇ、そうだったんですか。」
ほぼ尚さんと親友さんの惚気と化した話にだんだんと飽きてきた私。
尚さんにもそれが伝わったようで、執拗に私の顔を覗き込んでくる。
「Huh!(えっ!)反応薄くない!?」
「だって、尚さんと親友さんの惚気を聞いて私にメリットあります?」
「なっ!本当にひどい子だ!もう練習付き合ってあげないぞ!」
「はいはい。どうぞご勝手に〜」
いつの間にかいつもの尚さんに戻ってる。
まあ、とりあえず良かったな。さっきは何だか浮かない感じだったし。
人差し指を立て口をチッチっと鳴らしてからのドヤ顔。
バカにされている気がしてとてもイライラするが、悔しいことにめちゃくちゃ顔がいい。
「そいつと出会ったのはダンススクールなんだ。俺が入った時からずっとちーちゃんって呼ばれてて、俺もその流れで呼んでた。」
「······へぇ、そうだったんですか。」
ほぼ尚さんと親友さんの惚気と化した話にだんだんと飽きてきた私。
尚さんにもそれが伝わったようで、執拗に私の顔を覗き込んでくる。
「Huh!(えっ!)反応薄くない!?」
「だって、尚さんと親友さんの惚気を聞いて私にメリットあります?」
「なっ!本当にひどい子だ!もう練習付き合ってあげないぞ!」
「はいはい。どうぞご勝手に〜」
いつの間にかいつもの尚さんに戻ってる。
まあ、とりあえず良かったな。さっきは何だか浮かない感じだったし。